『社会人は「公私混同」を』という糸井重里さんのインタビュー記事(日本経済新聞)を友人からいただきました。
内容はおもしろく「社会人は『私』で蓄えたことを『公』である仕事に役立てるべき」という内容。
彼の事務所では日頃から、勤務中に私的な行為をすることもある一定認めているとのこと。
映画を見るという行為も「映画は『私』のひとつにすぎませんが、想像力を育ててくれるし、心が満たされる。そんな楽しみを知っている人でないと、人の心を打つような商品は生み出せない。自分なりの考えももてないと思います」と。...「原点に立ち返るべきです。昔は建具屋さんに建具を頼むと、ついでに棚までつくってくれました。日との役に立つのが働くということ。文字のない時代から、仕事にはそうした心がありました。商いをして得をする、それが仕事だいう歴史の方が浅いのです。-効率を追求した結果、その一方で見失ったものが多いということですね。
「最近目的意識に合わせたことしかできない人が多すぎます....
「これからは、『私』のいい成分をもって全人的に仕事をしないと、人の心を打つ仕事はできない。『私』のない『公』もなければ、『公』のない『私』もない。だからこそ『私』を『公』に役立てる公私混同が必要なのです。
普通の暮らしがわかる社員を増やさないと、会社は変わらない
というような内容です。
私もまさに『私』で築いたものを『公』で役立てることをしており、非常に勇気づけられる記事です。高知県はかつては『国民休暇県』といわれたように自然や遊びがある土地柄。高知県社会がこういうことに早く気付いてほしいものです。