水曜日から、阿蘇、豊後竹田、豊後大野、九州大学と転戦してきました。
まず豊後竹田市の雇用促進事業として、ミニ「自伐林家養成塾」をやろうという取り組みが始まりました。九州バイオマスフォーラムの中坊氏が仕掛けてくれました。
まずは、バイオマス利用としての薪事業の紹介です。その後、自伐林家のススメの講義をしました。参加者は主に竹田市の林研グループや、地元林業会社、役場職員です。自伐林業の可能性について驚いたようです。林研に所属しながら、山を見放していた農家がもう一度林業をやろうと決意してくれました。役場も雇用促進協議会の方々も自伐林業による雇用力に驚き考えを新たにしてくれたようです。今後が楽しみですね。来月は軽架線研修をやります。
阿蘇はほんとに美しいですね。
この写真は豊後大野にある土地改良区の小水力発電施設です。なかなか凄かったですね。目からウロコでした。農文協の甲斐さんの紹介だったのですが、この小水力とバイオマス&自伐林業の地域循環システム案を思いつきました。農山村再生の切り札になりそうな予感です。そして夕方訪問して打ち合わせした九州大学の島谷教授が早速、このシステム導入を約束してくれました。豊後大野にも早速提案し、モデル事例づくりに取りかかりたいですね。ちょっとこれはわくわくしますね。写真はイームル工業の発電設備です。
九州大学の島谷教授は河川分野では重鎮で、国交省への意見力は凄い方です。ダム事業に土佐の森方式を導入して、水量、水質確保、水源地振興の核になる事業として展開しようという提案をおこないました。非常に興味を示してくれ、自らの事業でも展開することを約してくれました。おもしろくなりそうです。
竹田市の白水貯水池。水力発電の水源です。
豊後大野の田園にある滝です。不思議な滝ですね。
今回の九州の旅も、収穫が多かったですね。