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「自由は土佐の山間より」という言葉がありますが、現在は「自伐は土佐の山間より」ですね。
専業、兼業の自伐林業チームが続々と生まれてきています。

専業に近いが、イノシシ猟も副業で展開する、仁淀川町上名野川の「チーム片岡」です。親子、友人との3人チームです。上名野川にはほかに数チーム存在する自伐型林業集落ですね。
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6次産業化が特徴の、いの町吾北の「チーム安藤」です。現在新築住宅2軒受注中です。
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本格的な林業女子を目指す梢ちゃんが参加する「チーム宮崎」です。彼らは自伐型林業主業にしながら、四万十川のエコツアーなどと兼業させています。
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地元行政に無視されながらも、それを変えようと立ち上がった土佐清水市の「チーム浜口」です。お寺と兼業するちょいと変わった自伐林業チームです。
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町あげて自伐型林業の支援を打ち出した佐川町にて、専業で実施している「チーム谷岡」です。まだ初めて2年目の二十歳ですが、自伐林業による収入(年収)も300万円近くになろうとしています。
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(全国でも、これと同じようの減少が生まれつつあります。)

このように高知で県では、どんどん自伐型林業で若手が就業してきています。
仁淀川流域の自伐型林業者たちの素材生産量は、1万m3を超えています。この地域の森林組合の素材生産量をはるかに超え、2倍以上です。
生産量を増やしたければ、自伐型林業を支援することです。この1万m3は、高知県の支援や予算はほとんど使っていません。県が本腰を入れれば一気に倍増できるでしょう。
「小規模分散型は倍々ゲーム」とよく言われますが、まさにその通りです。「大は小を兼ねないが、小は大を兼ねる」です。
こういう状況を高知県行政はどう見ているのでしょう。そろそろ本腰を入れて支援すべきだと思いますが、残念ながら鈍いですね。早く気が付いてほしいものですね。
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昨日は朝から、テレビ東京の取材が入りました。
まずは、伐倒・造材した材を軽架線による搬出現場(司牡丹の森)から撮影に入ったようです。
次に、谷岡青年の山で作業道敷設現場を撮影、その後トラック(軽トラ&2㌧トラック)で、土佐の森が運営する地域材収集土場まで運び、モリ券に変えるところ。さらにマチダ肉店で商品に交換するところまで、一連の流れを撮ったようです。
夕方、自伐型林業推進を決めた佐川町長のインタビューと、夜私のインタビューで終わりました。
今週末に全国展開しているところも撮影したいうことで、直近に行く遠野へ着いてきてくれるようです。林野庁幹部にもインタビューするようです。
テレビ番組は「MORNING SATELLITE」(ニュース モーニングサテライト)だそうです。朝一の番組ですが見られる地域の方はぜひ見てください。おそらく来週の放送になるようです。

各地の新聞に続き、テレビも自伐型林業を報道するようになってきましたね。いいことです。
これまでテレビには何度も取り上げられましたが、森林ボランティアやモリ券、木の駅といった脇の取り組みばかり取り上げられ、本質に迫るものがありませんでしたが、やっとテレビも近づいてきました。新聞は全国紙から地方紙まで取り上げ始めたところでしたが、テレビもやっと自伐林業を正面から取材し始めましたね。
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ここは千葉県鴨川市の大山千枚田です。歌手の加藤登紀子さんや、ジャーナリストの高野孟さんも参画している有名な地です。
この鴨川でも自伐型林業展開が始まりました。これまでの棚田等に加え、自伐林業も範疇に入れようということです。
2日間実施しましたが、熱心にみなさん参加してくれました。高野孟さんも、最初から最後まで参加してくれました。何とか早く、地域のモデルとなる自伐型林業チームを編成させたいですね。広報力のある有名地が参入してくれることは、こちらもありがたいですね。
今後も支援させていただきたいと思いますので、鴨川の皆さん、よろしくお願いいたします。
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皆、初めてでしたが、結構大きい材も搬出しましたぜ!
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高知県佐川町の来年度予算案が高知新聞で紹介されています。
「自伐林業支援」という活字が躍っています。おそらく単独市町村で、これぐらいの自伐林業支援予算を組んだのは全国初ではないかと思われます。
内容は、継続的な自伐林業研修会、自伐林業モデルチームづくりのための地域おこし協力隊の導入、これまでの林業補助金を自伐林業者が使えるようにした結果、これだけの予算額になったものと思います。
来年度の目玉として、総合計画と自伐林業支援となっています。自伐林業推進が町の中核事業になりました。素晴らしいことですね。町長の覚悟に敬意を表したいですね。

しかし、「出る杭は打たれる」と言います。県の林業政策とは異なるため、圧力がかかる可能性も十分あります。これまで林業予算を独占してきた団体からもあるかもしれません。
故に我々も、心して佐川町を支援せんといかんですね。市町村に初めて空いた一穴を、どんどん全国の心ある市町村に広げていきたいですね。松下幸之助の名言のように「出過ぎた杭は打たれない」という状況にしたいですね。
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益田市や津和野に続けと、和歌山県みなべ町も自伐展開が本格化してきました。
既に、自伐型林業チーム、2チームが稼働しております。「チーム原」と「チームいしがみ」です
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両親分です。
「チーム原」は、備長炭生産と原木であるウバメガシ生産を同時におこなう、備長炭との兼業型です。
「チームいしがみ」は、梅農家が集まった、梅との兼業型です。タイプは違いますが、理念は同じです。

特に、備長炭生産と、原木生産の林業が分離した場合、炭焼き側は素材生産業者にウバメガシの供給を要望するばかり、林業業者は山を買い、皆伐して炭焼きに供給します。
現在備長炭需要は増加しており、炭焼き側はとにかく林業業者に注文を増やします。林業業者は必死になり山を買いあさり、皆伐して供給します。
するとどうなるか、ウバメガシが枯渇しかかっています。ウバメが皆伐された山はシイの山に変わり、ウバメが更新されにくく、以前ウバメがあった山もなくなってきています。また環境激変で萌芽しなかったりしています。備長炭の危機です。
そこで注目され始めたのが自伐林業と備長炭生産を一緒におこなっている(自伐林業との兼業型)「チーム原」なのです。彼らは、ウバメガシの択伐施業による持続的な生産と、それに合わせた備長炭生産をおこなっており、持続性と安定性が特徴です。
備長炭業界は自伐林業と兼業で実施しないと、先がないということを原さんも強調しています。その通りですね。

これは、スギ・ヒノキの人工林でも同じことが言えますが、現在の蓄積量が多いものだから、皆感じてないのです。
所有と施業を分離した委託型林業による皆伐施業一辺倒を止め、所有と施業を直結した自伐型林業で長伐期択伐施業を増やす方に向かわないといけないのですが、現林業業界はここがまだ分かってないですね。

ともかく、みなべ町の地域特性である「備長炭と梅」と組み合わせた自伐型林業を増やしてもらいたいですね。来年度は、5チームに増やす計画で、みなべ川森林組合と地域住民が協力して展開しています。頑張っていただきたいですね。
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