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週末は先週の四万十市に続き、高知県南端の竜串へ行ってきました。
土佐の森の他地域展開の一番最初(7年前)に実施した地域でしたが、残念ながら地元が対応できずにこれまで来ました。やっと動き出すかなという状況です。
土佐清水市の昭和40年代は、3割が漁師、3割が山師、残りがその他の職業という感じだったということです。もともと漁業と林業で成り立っていた地域なのです。しかし今は林業はほとんどなくなっています。森林も放置されっぱなしですね。
10年前、その放置した森林、他者任せにしてしまい荒い施業がおこなわれた結果、山林は崩壊し土砂流出が激しく、最大の売りであったサンゴが壊滅的な状況となりました。しかし、海の土砂浚渫は進みましたが、発生源である森林を再生させる取り組みは一切行われずに来てしまいました。私は何度となく、そこに踏み込むべきだと、そのために環境共生型林業である自伐林業を推進するよう訴えましたが、残念ながら無視される結果となりました。
今回の取り組みにより、こうしたことに気付く人が増えることに期待したいですね。

四万十市もそうなのですが幡多地域は大山林所有者が結構多い地域のようです。今回の研修にもその一人が来られていました。こういう方と連携が取れれば、いい方向に進みますね。シマントモリモリ団(チーム宮崎)も大山林所有者と連携して、間もなく自伐林業が本格化しそうです。またよく調べてみるとメンバーの中にも大山林所有者がいることがわかってきました。俄かに盛り上がっております。竜串チームも、これに倣ってほしいですね。ともかく幡多地域にも、じわじわ自伐林業の波が立ち始めました。

以下のような施業が問題なのだと、早く皆に気付いてほしいですね。
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正月早々、岩手県大槌町にて被災地の仕事づくり研修をおこなって来た後、岡山の美作市と高知の四万十市へ行ってきました。
双方とも、地域住民グループが土佐の森方式、自伐林業方式を導入するべく随分前から活動していますが、地元自治体がのって来ない状態であるため、今一歩進んでいない地域です。今回も両地区とも、こういう状態ですが、何とか打開していくための今回の訪問となりました。
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今回も両地区とも、連絡しているにもかかわらず役場職員は参加せず、地域住民グループでの研修・検討会となりました。これ以上役場を巻き込むことに固執するのは、無駄な労力につながるので、役場支援なくてもできる方法を皆で検討しようという結論になりました。役場の協力を得て実施できるに越したことはありませんが、工夫すれば十分展開できます。システムづくりが進展すればそのうち向こうから近づいてくるでしょう。
世間は確実にこちらの方向性に目を向け始めています。そのあたりが見えるのが、今日の高知新聞記事です。
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昨日の四万十市の模様が高知新聞に取り上げられていました。
若い記者でしたが、若いだけあってストレートに感じてくれたようです。新聞に取り上げれられる場合は、いろんな読者を考えてかベテラン記者は本質のところをぼかして伝える例が多く、こちらの主張が正確に伝わらない記事ばかりでしたが、今回は短い記事ですが、割合本質のところに近づいた記事になっています。

先般の岡山美作でも山陽新聞記者が来られていましたが、よく日新聞記事になり、素材生産業者から文句の電話があったそうです。この山陽新聞の記事も割合本質のところを書いたのではないかと思います。この内容で指摘されたことをおこなっている業者が文句の声を上げたのであろうと思います。

これ実いいことですね。新聞記者たちもやっと本質論のところがわかってきたということです。記事になるということは、一般社会も少しづつわかってきたということではないでしょうか。閉じられた世界で、力を持つ一部の林業関係者が好き勝手なことができる時代が終焉しようとしている証左ですね。
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土佐の森と連携しながら、自伐林業を展開する安藤さん。地元集落の方々の山を集約し、安藤さんを中心とする「チーム安藤」を組織して、集落営林型の自伐林業を本格展開させております。今年5年目を迎え、さらなるステップアップを目指します。集落営林型の森林経営モデルに、自伐林業を核とした中山間地域の生業スタイルモデルを構築し、全国モデルとしてアピールしたいですね。その体制も実績も着実についてきた感があります。今年はこの「チーム安藤」に注目です。

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自伐林業始めて4年、その間に敷設した作業道約5km。標高差500mほどある尾根に到達し、尾根沿いを進む幹線作業道。
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尾根を一気に駆け上がる幹線作業道。
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まだ幹線作業道だけによるため、搬出は軽架線中心です。視察者も相次いでおります。
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「チーム安藤」は林業専業ではありません。自伐林業が核になっていますが、このように製材も実施しております。これも本格的です。さらに木工等の製品化、畜産、シイタケづくりと多様な副業を展開しております。
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これが、極めつけの副業、大工です。昨年は本格的なリフォームも手掛けました。自分で伐って、自分で製材し、自分で建築するという。本当の「新生産システム」ですね。坪単価も安いのです。自伐林業家はこういう風に、どんどん副業を増やしていきます。また新たな流通システムまで構築していきます。山も多目的に活用していきます。こういう好循環の仕組みを拡大してゆけば、林業、木材産業の新たな展開が見えてくること間違いないですね。これが自伐林業の強みです。亀のような歩みに見えるかもしれませんが、これが林業、中山間地域再生の近道と言えるのではないでしょうか。
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あけまして おめでとうございます
      本年もよろしくお願いいたします

今年も自伐林業推進、土佐の森方式普及のために全国駆け巡りたいと思います。

今年の年賀状はこんな具合になりました。
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