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e0002820_1315766.jpg山形初日は酒田の齋藤くんちに泊まらせてもらいました。
朝起きるとヘリコプターが飛んでいまして、稲への農薬散布です。ヘリコプターは1機4千万で散布のためのオペレーターは1日3万円の収入になるそうです。写真の操作している彼は齋藤君の親戚とのこと。
e0002820_1362132.jpgこういう慣行農業の横では、無農薬で無肥料米を作っている方もおります。この田んぼは齋藤君の師匠が作っている田んぼとのこと。主にアトピー等のアレルギー患者の方々に供給されているようです。11haも作っているようです。経営はいたって順調とのことです。
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一方齋藤君はよい土地が手に入らず苦労していました。畑の土はピュアな山土で、見るからに栄養分が不足していることがわかります。草を生やしてはすき込み、腐葉土的な黒い土層を造ろうと必死です。
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隣の土地ではソバを植えたようですが、ほとんど育っていません。悲惨な状況です。ここは山を切って造った国営農地のようですが、土壌がこのようなピュアな土なので、どの畑もまともに作物ができていません。
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すぐ近くにペレットボイラーを導入している温泉施設がありました。
初日の夕方こうゆう木質バイオマス利用を酒田市で推進している市会議員の方に、仁淀川町と土佐の森・救援隊の取り組みを紹介しました。大変興味を持っていただきました。地方にこういう方々がもっと増えてもらいたいものです。
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e0002820_17171561.jpg今年の夏休みは山形です。NEDOのバイオマスフォーラムが最上町であったため、初めて山形の地を踏んできました。
写真は酒田上空です。雲に隠れた山は「月山」方面です。松の防風林が分厚くあります。冬、風が強いのでしょう。防風林の中にハウスがビッシリとあります。2級メロンと酒田に住む後輩が言っておりました。ちなみに酒田に住む後輩は齋藤君といい、6年前に脱サラして自然農の農家を目指しています。酒田は平地が多く米どころ、良い農地を確保することが難しいようです。
e0002820_17272751.jpg空港到着後すぐに、酒田の隣町、鶴岡市藤沢の後藤さんを訪ねました。後藤さんは代々営々と焼畑によるカブ作りを続けている方です。昨年高知でおこなった「焼畑サミット」で知り合いました。今年の読売新聞の元旦号では同じ紙面に紹介された仲です。今年火入れする場所を案内していただきました。この場所は約2反程度で例年よりは狭い場所です。燃料もちょっと少なそうで心配されていました。このあたりの焼畑はスギの皆伐地でおこなわれ、山林所有者や施業者とは昔よりきちんと連携がとれており、システムができあがっているようです。
e0002820_17332664.jpg播種する藤沢カブの種です。火入れ&コズ焼き後の80度ぐらいの時が最も種が活性化し、活着がよいとのことです。自然農を目指す齋藤君が興味津々で焼畑の話に聞き入っていました。是非彼にも実践してもらいたいところです。
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この山は後藤さん所有の杉林です。60年ほどになっているとのこと。結構立派に成長しています。焼畑で利用するのは何年後になるのでしょう。
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ここは酒田市のイオンです。風力発電が1機ありました。高知のイオンは木質バイオマス発電をしてほしいものです。
e0002820_17453850.jpg最上川橋から見た鳥海山です。冷房を付けずに走れる気温です。高知は熱かったですが山形は割合さわやかです。鳥海山も涼しげに顔を出してくれました。
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e0002820_2352659.jpg木質バイオマス利用時に、ガス化発電施設から出る灰を、南国市の有機農家に使っていただくことになりました。スローフード高知の中田さんのグループです。中田さんは農業の専門家ですので有効なデータの採取ができるものと期待しています。
南国までは好永さんに運んでいただきました。
農家はいろんな機械を持っていますね。
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100年ネギの種干しを見つけました。
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早速メンバーの上田さんが自前の運搬機で持って行ってくれました。1年後どんな結果が出てくるか楽しみです。
日曜日はかんかん照りのえらい暑い日でしたが、田園の中を吹き抜ける風は穏やかな風が吹き抜けていました。
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サンシャインラヴィーナ店(枝川店)でモリ券が使えるようになりました。

初めて大型店舗がモリ券の活用に踏み出しました。さあ!どういう展開になるのでしょう。
サンシャイン佐川グループは土佐の森・救援隊の理念に賛同し、モリ券を使えるようにすることで支援してくれます。
皆さん一度使ってみてください。
写真はサンシャイン佐川グループのコミュニティ誌「Kururi」より。
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e0002820_9485698.jpg苗床であったところも今年は植え直しています。今のところ順調に育っているようです。比較的雑草もあまり生えていません。きちんと育つことを祈りましょう。
e0002820_9514451.jpg本田の方の紙マルチを敷かなかったところです。凄まじいばかりのヒエが出てきています。米ぬかをまく前に草取りです。しかし一人では抜ききれませんでした。カンカン照りで草抜きに必死になっていましたら熱中症寸前になってしまいました。イヤー熱い!昼飯も持ってきていませんでしたので、午前中でできるとこまでです。
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こちらは紙マルチを敷いたところです。だいぶん違います。しかしそれなりにヒエが生えているところもありました。
草取りしていると、いろんな水生昆虫が目に入ります。ガムシ、マツモムシ、○○ゲンゴロウ、またトンボがたくさん飛んでいましたが、ヤゴがとにかくたくさんいました。さすがに無農薬田です。なかなか賑やかです。しかし生き物調査はやる気力がなかったですね。
e0002820_9575281.jpg米ぬかまくのも、かなりしんどい作業でした。午前中だけで、来る途中で湧き水を2㍑汲んできましたが、すべて飲み干しました。いや~ほんとに暑かった。
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e0002820_9273153.jpg土曜日の定例会は安藤さんによる架線技術の研修がおこなわれました。土佐の森・救援隊は初心者も多く、搬出作業を安全にこなすには、皆がそれなりの林業技術を身につけることが大事です。今回はプロの目から見て問題のあるところを改善するためにおこないました。
e0002820_9343122.jpgまずは玉かけ用等のワイヤーの作り方を教わりました。ロープで練習した後、実際のワイヤーで研修です。なかなか思うようにいきませんが、こういうことを繰り返すことが大事ですね。
e0002820_9354146.jpg次に軽架線の主戦の控えをチルホールでとる場合の注意事項の研修です。プロの目から見るとまだまだ甘いところがありますね。
e0002820_9382350.jpg最後に玉掛けする場合の要領や注意点について種々指摘がありました。今後も時々実施する必要がありますね。
研修場所は本川高藪の三井協働の森(標高約900m)でしたが、さすがに今日は暑かったですね。皆さん暑い中ご苦労様でした。
e0002820_9421066.jpgここは2年前に間伐したヒノキ林です。真っ暗で笹しか生えてなかったのですが、いろんな下層植生が生えてきています。2年で随分変わってくるものですね。
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木質バイオマス利用のキーワード
 ・小規模分散型 : タンコロ運んで遠くまで、は非効率。故に大規模集約型は非効率
 ・地域内循環型 : あくまで燃料、地産地消を
 ・地域経済循環 : 安価な燃料。収益も薄利。地域で回して分配を
              都市から取り込み地域で回す仕組みを
 ・低投資型収集運搬 : 安価な燃料。高投資して収集運搬しても採算性なし
 ・小規模林業の出番 : 副業・アルバイト・ついで型収集運搬を

同じような意見の関連サイト
 ・けんちゃんの今すぐ実行まちづくり
 ・バイオマス情報-高知
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化石燃料高騰により、より注目を集め始めた木質バイオマス利用だが、まだまだどういう利用システムを構築すれば持続可能な木質バイオマス利用となるかという議論やシステム論が成熟していないのが現状だ。

仁淀川町のように、規模、収集運搬、エネルギー転換、最終利用というバランスのとれたトータルシステムを目指し、持続可能性を追求している例がある一方、Co2排出量取引のみを見据えてとにかく一カ所で大量に処理してCO2クレジットを発生させること目的としているような例も見られはじめた。

後者のような例は、全体を設計せずに得意とする一部のみを見て儲けようとする行為で、世界で問題になっているトウモロコシバイオ燃料の問題と同じことを引き起こす可能性がある。

高知県でも急に、木質バイオマスを構築しようとしている計画がいくつも耳に入り出した。
現在間違いなく、仁淀川町方式が持続可能性では先端をいっているのだが、まだ県標準や全国標準として認識されていない。広めるには本物の「木質バイオマス地域循環システム」でなくてはならない。

現在最も危惧するのは、大手資本が入って一カ所で大量に処理しようとする動きである。
仁淀川町の収集運搬システム構築段階で、またNEDO事業の他地区の状況を見ていて一番感じるのが、単価の安いタンコロ(林地残材)を運ぶのに遠い距離を運ぶこと自体不自然であり採算性が全く合わない。
事業体はとにかく大量にほしいため、いろいろ手を尽くす。その一つの手が地元自治体(市町村と県)を巻き込む。
発電が主体であれば事業主体が収集運搬者に払えるのは1000~2000円/tぐらいだろう。3000~4000円/tを地元自治体が搬出者に補助金を出せということになるだろう。(すでにこの手法は県のモデル事業になっている例で使われている)
故に今度の事業体はこれをまねるであろう。

しかし問題はこのあとだ。この補助金が地元に還元されればまだいいのだが、日々集める量が大量であればどうなるか、おそらく地元森林組合等の素材生産業者は林地残材収集運搬は割が合わないため本気での対応はできないと思われる。とどうなるか、集成材や合板の大型資本が入っての生産システムで問題視されていたような、他県の業者を呼び寄せ、放置されたスギヒノキ林を買いたたき皆伐(全て伐る)して、材を確保するという行為が頻発することが予想される。
こうなると地元自治体は税金を投入し、他県の業者に金を払い、地元の山を「はげ山」にするということになる。そうなると土砂流出、災害が増えることは火を見るよりも明らかである。安い価格での皆伐はその山の林業の終息を意味し、林業自体も衰退させる結果となろう。最悪である。

また、こういう大量に扱う事業体は少量しか運べない個人などは最初から相手にしないだろう。
ゆえにいかに、本物の「木質バイオマス地域循環システム」が大事か。
高知の山をハゲタカの狩り場にしてはいけない。県はしっかりとした情報収集、計画を策定しこれをコントロールしなければいけないと感ずるが。
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だいぶん体力が戻ってきました。退院から2週間、昨日は子供の体育参観日にも出席しほとんど以前通りに戻ってきていることを確認しました。
e0002820_2136186.jpg本日は早朝から仁淀川の清掃です。相変わらず堤防下にはたくさんのゴミが捨てられていました。自転車や布団まで捨てられていました。
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終了後は本川の三井協働の森へ、三井物産四国支店の支店長さんが交代されると言うことで、本日はわざわざ引き継ぎのため、協働の森までこられました。三井物産四国支店さんがこの取り組みを大事にしてくれていることが本当に伝わる交流となりました。前任の高橋支店長さんに感謝です。この取り組みは土佐の森・救援隊にとっても、ステップアップできた大きな取り組みの一つになっています。
e0002820_21492226.jpg搬出作業後、初めて来られた方に初心者研修を若干おこないました。本格的には10月の研修会時に取っておきましょう。
e0002820_21511999.jpg最後に昼食をご馳走になりながら懇談させていただきました。三井物産四国支店の方々遠いところお疲れ様でした。今後ともよろしくお願いします。10月は楽しみにお待ちしております。
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e0002820_2252971.jpg今年は早くも梅雨が明けました。
日曜日は暑い一日でしたが、仁淀川の黒瀬にはたくさんのアユの釣り人が出ています。
涼しそうな風景です。
e0002820_2281597.jpg「JAPAN Cup」なるテントが見えます。アユ釣りの大会でしょうか。
ここは黒瀬という瀬の名前が地名になっているところで、昔よりアユ釣りのメッカです。黒く見えるほどアユが集まる瀬ということでしょうか。下流に向けて、黒瀬、柳瀬、楠瀬、勝賀瀬と瀬がつく地名が連続します。仁淀川は瀬と淵がきっちりと連続する川らしい川です。
e0002820_22185046.jpg仁淀川の風物詩も関係なく、こちらのグループは材の搬出に専念しております。ここは標高900mを超える場所ですので割合涼しいですが、さすがにこの作業は皆汗だくでおこなっています。
e0002820_22211331.jpgこの日は土佐の森方式の軽架線の研修会ということです。初めてという若者が研修生として参加していました。この軽架線はプロ組織が使う、スイングヤーダやタワーヤーダの代替装置です。但し投資コストは1/100程度でしょうか。
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