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e0002820_225544.jpg水資源機構の方々が仁淀川町の木質バイオマスの仕組みを視察されました。
水資源機構は早明浦ダム他を管理されています。ダムは下流住民にとってはとても大事なものですが、建設地や上流域の住民にとってはあまりありがたくありません。
そこで、建設地域や源流地域の活性化に貢献する仕組みや永久的な水資源の確保のために、この木質バイオマス循環システムを検討されています。何とか導入が実現することを祈りたいですね。
e0002820_2212476.jpgそうこう視察している内に、なんとその視察現場に、松本さん率いる"C材で晩酌を!軍団"がC材を積んで現れました。軽トラ+軽トラ+2tユニック+2tトラック の4台が次々に計量器の上を通過します。写真はその状況に圧倒される水資源機構のM調査役です。地域住民が喜々としてC材を搬出してくる光景を目の当たりにして感激されていました。実現させなければという気持ちが高まったものと確信します。
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里山の機能を「里ナビミニシンポ&研修会」の文言を借りると

里地里山は、人が自然に働きかけて生まれた空間です。人々は、里地里山から薪などのエネルギーや建材などの素材、食料などを手に入れ、同時にたくさんの生きものが生息できる共生の場を守ってきました。日本人の原風景をなし、心のゆたかさを育んだ里地里山が、今、全国各地で荒れています。それにともなって日本の生物多様性がそこなわれ、土砂災害や農業への鳥獣害被害なども起きています。

ということです。荒れた最大の原因はエネルギー利用が、薪や炭から化石燃料に変わったためです。木質バイオマス利用システムは、地球環境保全対策としてもう一度、木質系の燃料を見直そうという取り組みです。

故に里山の木が燃料として、ある程度の有価で取引され、里山の住む方の収入なれば、里山再生に直結します。仁淀川町のシステムは人工林を主体にしていますが、当然里山林もカバーできます。里ナビミニシンポ&研修会では里山ボランティアを増やそうということがメインテーマです。当然ボランティア活動は大事でいろんな事業発展への起点になります。持続発展可能にするにはボランティアから業にしていくことも必須事項です。この木質バイオマスの仕組みはまさにこの部分です。

とにかく里地里山を含む中山間地域が有利な仕組みです。このシステムを普及することが中山間地活性化に直結します。急速に普及する可能性を秘めていることがわかります。
こういう意味でも仁淀川町の役割は重いということですね。
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昨日は東の二つの市と町が興味を示し、話を聞いてくれました。実現することを祈りたいですね。
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環境省自然環境局がこのたび「里ナビ」を開設するプレス発表がされました。

この里ナビに、私の関係する3団体が初期登録されました。里山保全に先駆的に取り組めとのお達しのようです。

・NPO法人土佐の森・救援隊 ・焼畑による山おこしの会 ・わしの里元気村 です。

そこで、3月22日(土)に里山保全拡大のためのシンポジウムを開催します。この折は、研究・教育・実践と三位一体で取り組んでおられる愛媛大学の鶴見先生の講演と、里山保全を実践している学生達にスポットをあてる予定です。
皆さんよろしくお願いします。

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読売、日テレの「遠くへ行きたい」という番組がロケに使ってくれました。遠くへ来てくれたのは、元日本代表ラガーマンの大八木敦史さんです。さすがにでかい! またスポーツマンらしく豪快でナイスガイでした。大八木さんは高知中央高校のラグビー部ゼネラルマネージャーもやられています。
ロケ中に高知中央高校の学生にも「棚田体験させたいな~」と言ってくれていました。是非来てほしいですね。

「遠くへ行きたい」は、作詞:永 六輔  作曲:中村八大 の有名な曲ですね。この歌を聴くと、確かに都会にいる頃この番組を見た覚えがあることに気付きます。

放送は2月24日の日曜日朝7:30からということです。
残念ながら高知では放送されていません。近くでは広島テレビ、山口放送で放映されているようです。島根だと見られるかもしれませんね。

番組演出の吉田さんと朴さんにはお世話になりました。関係された皆さん今後もよろしくお願いします。
e0002820_1337615.jpgアラキモチの餅つきの撮影状況です。島根の方々にも参加していただきました。餅つきや食事の準備は地元のおばちゃん達に頑張ってもらいました。おばちゃん達にも皆喜んでいただけました。石川ゼミの兼田君達も活躍してくれました。
e0002820_13491989.jpgロケ終了後は、島根の皆さんに材搬出体験をしてもらいました。写真はNPO「ひろしまね」の森さんです。「ひろしまね」とはおもしろい名前ですね。やろうとしていることがふつふつと思い浮かんできそうな名前ですね。搬出体験後はモリ券の使用体験を「こうち暮らしの楽校」でやってもらいました。
ということで濃い3日間は終了しました。関係してくれた皆さん、本当にありがとうございました。
島根の皆さん今後ともよろしくお願いします。
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1月25日から3日間、島根県中山間地域研究センターの方々が来られ、事例紹介や視察、TVロケ、搬出体験、モリ券使用、懇親会2回、廃校利用宿泊、寝袋宿泊と、何とも濃い3日間を過ごしました。いや~皆さんお疲れ様でした。島根県の地域振興を引っ張る方々ですので、こちらとは多少のやり方は違うにしろ、ベクトルは同じです。またその真剣さには目を見張るものがありました。
e0002820_21284337.jpg初日の仁淀川町の地域づくり事例発表の模様です。大野さんが木星電波観測を紹介しています。発表も熱がこもっていましたが、質問も旺盛でどれも予定時間オーバーになってしまいました。
e0002820_21413154.jpg懇親会も盛り上がり、しもなのの方から、早く寝ろと言われるまで盛り上がってしまいました。
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二日目の午前中も事例紹介です。こちらも時間オーバーものばかりで盛り上がりました。
e0002820_21462028.jpgこの日はバイオマスプラントの視察もおこないました。私もこのシステムを広げたい気持ちが強く、この日は力が入りました。
e0002820_21482561.jpgうずたかく積まれたC材です。C材で晩酌を!事業や個人林家のすごさに改めて感心します。本川で作業している松本さん達が、C材を持ち込むところを見せたかったのですが、本日は用材を積んでいるとのことで残念ながらこれはかないませんでした。
e0002820_2152447.jpg夜は土佐の森・救援隊と合流し、成山「七色の里」で懇親会です。寝る時の寒さを心配しましたが、意外に暖かく取り越し苦労に終わりました。しかし20人以上が寝袋で並んで寝るのはなかなか趣がありました。
e0002820_220610.jpg最終日はTVロケからスタート。残りは次の記事で紹介します。
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ここへ来て、急に寒くなってきました。この週末はこの冬一番の寒さになりそうです。

本日より3日間、島根県中山間地域研究センターの方々が視察、調査のために来られます。
仁淀川町の皆さんにお世話になります。

27日には「遠くへ行きたい」の一行が成山へ来られます。
地元の方々にお世話になります。

26・27日は土佐の森・救援隊は定例会をおこなっています。

なかなか忙しい週末です。この寒波にスケジュールを邪魔されないように祈るばかりです。

関係者の皆さんよろしくお願いします。
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これは仁淀川町の「仁淀川流域エネルギー自給システム」の全体図です。NEDO全国7カ所の実験事業中唯一の、一部団体だけで閉じたものではなく、地域住民、企業すべて巻き込んだ地域起こしシステムになっています。この点が評価され、中間評価も高評価されました。

それに加え、森林環境保全直接支払い制度(デカップリング政策)を独自に導入。
その支払いを地域通貨券にて支払い、地域経済浮揚を支援。
自伐林家を支援する仕組みであるため、他人が施業する(森林組合等)場合より、いい森ができ、Co2吸収力高い森の促進になる。
クリーンエネルギーによるCo2削減の促進。Co2排出権取引も視野に。

木質バイオマスプラントを中心にして、地域が好循環に入っていく可能性のある仕組みです。
仁淀川町では着々と進んでいます。

仁淀川町の視察も急増しています。
私の方への問い合わせも急増しています。
近い将来ブレイクしそうな感じがあります。
C材で晩酌を!事業も急増しています。今後が楽しみです。
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e0002820_12172334.jpg日曜日は鋸谷式の間伐研修会です。が、外はこのとおり吹雪です。
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しかし、これだけの方が集まり、座学の研修です。講師は中川さんです。結構活発な意見交換がされました。
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こちらは、C材で晩酌を!事業で集まった搬出チケットです。15日以降の分だけとのこと。すごい勢いですね。
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写真は土佐の森・救援隊が発行するモリ券です。このモリ券は森林環境保全活動に参加してくれた方に、そのお礼として差し上げているものです。

モリ券には意識せずとも「森林環境保全直接支払い制度」(デカップリング政策)が包含されていたということでしょう。
現在木質バイオマス利用の仕組みに、森林環境保全直接支払い制度を導入しようということで取り組み始めました。林地残材搬出者は森林整備と化石燃料代替えの実施者として、直接支払いをモリ券で払うということです。林地残材が安いほど化石燃料の代替えになります。しかし安いほど搬出者は減ってきます。燃料価格は安いが、提供者には収入がそこそこないとダメです。そこで導入しようというのが今回のデカップリング政策(環境支払い)です。しかしこのシステムを導入する前提としては経済システム上の採算ベースで徹底的に追求されてないといけないと考えます。今回のシステムでは2年間にわたり徹底的にこの検討・実験がなされました。導入する前提はクリアしていると思っています。

皆さんこの「デカップリング政策」というものをご存じでしょうか。
これはヨーロッパで開発された農業政策で、農家の所得と価格を切り離そうという政策です。
要するに、農作物の価格は安いが、農家の所得は多い、ということを実現させるための政策です。しかし、無条件支払いではなく環境保全を条件にしています。環境に配慮した取り組みや度合いが多い・強いほど支払額を増やすということです。農業を守りながら、自然環境や国土も守り、安全な農作物を増やそうという優れた取り組みです。

日本でも琵琶湖を持つ滋賀県が琵琶湖の水質を守る農業者に環境支払いをおこなっています。福岡県では生物が多く住む田畑を作った農家に対して、生物量に比例する直接支払いを実施していると聞いています。国レベルでは、環境保全が条件ではありませんが中山間の直接支払いがあります。それと今年度から「農地・水・環境保全対策 云々」という制度が動いています。
森林・林業分野は、日本の中では土佐の森・救援隊のモリ券しかないのではないでしょうか。
要するに、小規模なのですが日本初の先駆的な取り組みを実施しています。

今やこの中心が「C材で晩酌を!事業」です。まだまだシステム設計や促進システム構築はこれからです。皆さんご協力よろしくお願いします。
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土佐の森・救援隊の森林施業方法(羅列

Ⅰ.施業手法
 1.間伐(伐木はチェーンソー、基本的に“土の日”を外す)
  ①間伐率:鋸谷式間伐を参考
  ②選木(嶺北地方の自伐林家に習う)
   ・枝で判断:枝の根元が太い木を残す、葉がたくさんついている木を残す
   ・根で判断:根が露出している木を伐る
 2.搬出(小規模自伐林家に習う)
  ①用材:作業路+林内作業車+簡易架線
  ②林地残材:作業路+林内作業車+簡易架線+人力+皆伐施業跡
 3.運搬(主にメンバー所有のものを借り受ける)
  ①用材:4tトラック、2tトラック(ユニック付き)、1.5tトラック、軽トラ
  ②林地残材:4tトラック、2tトラック(ユニック付き)、1.5tトラック、軽トラ、パッカー車
 4.用途
  ①用材:原木市場、自ら製材(移動製材機)し木工用とする、製材市場検討中
  ②林地残材:木質バイオマス利用(発電&ペレット製造の原料)
Ⅱ.導入事業
 1.ボランティア活動:種々助成金や森林環境税を活用
 2.ボラバイト、アルバイト、副業
    ・市町村及び山林所有者、企業よりの請負事業。一部市町村の補助金申請
    ・山林所有者とは協定を結び森林整備を実施
 3.作業道開設
    ・国・県・市町村の補助金申請、一部森林環境税導入
    ・幹線作業路:1700~2000円/m、枝線:500~1000円/m
    ・作業は個人へ委託(個人へ委託すれば上等に副業となる)
 4.林地残材
  ①C材で晩酌を!事業
    ・NPO活動等のついでに林地残材を個人で運搬する独自事業
    ・バイオマスプラントより受け取る金額(3千円)に森林環境保全直接支払いとして地域通     貨券(3千円分)を上乗せし、運搬した個人に支払うもの
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