<   2006年 08月 ( 17 )   > この月の画像一覧

土佐の森・救援隊の主フィールド「未来の森」でも腐葉土を調べてみました。
e0002820_1663287.jpg直壁のり面の近自然作業道が入っているため実に確認しやすいですね。ここは40cmもの腐葉土があります。さらにその下に元来の赤土層もあります。
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こんな感じです。素晴らしい。
e0002820_1611152.jpgここの林は杉が多く、良く伸び良く育っています。土壌を見て納得です。下層木もあり流出の危険はありません。救援隊により間伐も進みましたのでさらなる成長が期待されます。
e0002820_16141642.jpgここは先ほどのところと違って腐葉土層が10cm位しかありません。かなり流出してしまっているようです。
e0002820_16161100.jpg林はヒノキ林です。間伐がされてなかったので徐々に雨の侵食を受けていたようです。同じ山でも杉林とヒノキ林ではこれだけの差が出ます。ヒノキ林は要注意です。
e0002820_16191258.jpgしかし昨年間伐しましたので、はやこのように下層木が成長してきています。これで腐葉土の流出も抑えられ、下層木による腐葉土生産が始まるでしょう。ぎりぎりセーフという状況でしょうか。
e0002820_16261982.jpgここは場所が変わり、ナカエ産業の杉林です。昨年皆伐した場所を掘ってみました。ゆうに30cmを越えています。早くも下層木が成長してきています。さすがに良く管理されているなという感じです。
e0002820_16263543.jpgそれもそのはず、樹齢85年の杉の巨木が立ち並ぶ山です。
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ということで、最近入った山で腐葉土調査をおこなっています。
e0002820_1785446.jpgここは嶺北早明浦ダム湖沿いの個人で施行されている方の杉林です。さすがなかなか深くまで腐葉土があります。30cmまで確認できましたがもう少し深くまでありそうです。
e0002820_17123552.jpgこの方の山です。35年の杉のようですが胸高直径は35cm以上のものばかりです。良く育っています。この土壌を見れば納得です。
e0002820_17155117.jpgここは早明浦ダムから少し奥に入った県道沿いにあった同じく杉林です。腐葉土はほとんどありません。元々あった土壌も流されてしまったようで落ちた杉の枝を掻き分けると瓦礫がすぐ出てきました。三波川帯特有の瓦礫です。
e0002820_17205324.jpg杉も貧弱そのものです。土壌がなくなるとこうなるのですね。材として使える大きさに至っていません。高さも低いですね。間伐を最近したようですが、土壌がないため下層木もまったくありません。最悪の状況ですね。
e0002820_17262364.jpgここは土佐町芥川の自伐林家の方のヒノキ林です。なかなか深い腐葉土層が形成されています。ヒノキ林ですが、さすがです。
e0002820_1729078.jpgこのようなヒノキ林です。林を見て納得ですね。
e0002820_173116100.jpg元々の土壌はこんな感じで三波川帯の青い瓦礫です。先の疲弊した杉林と同じ土質の山です。場所もかなり近い場所です。しかし手入れの仕方でこんなにも差ができてきます。
e0002820_17352275.jpg同じ自伐林家の方の杉の林です。ここも40cm以上の腐葉土で覆われています。
e0002820_17363770.jpgこの杉林はモミと共存しています。かなり自然林に近い施行の仕方をされています。素晴らしい!実に気持ちのいい林でした。先回課題にした自然林と杉の共生林がここにありました。おそらくこの山は地下深く自然木の根が入り込み土石を押さえ込んでいるため、崩壊等の災害の危険性が極めて少ない山ではないでしょうか。こういう施業を理解させ、もっと広める必要がありますね。
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先日、京都大学フィールド科学教育研究センターの竹内教授の講演を聴く機会を得た。その中で基本的なことだがとても重要な話をされていました。「森林の多面的な機能はよく8つに分類され並列的に語られることが多い。しかしこれは間違いで順序・循環がある。水の保全は土壌の保全が良好な場合に十分発揮され、生物多様性は土壌と水が確保された場合に発揮される機能であろう。また、快適環境の形成、保健・リクリエーション、文化や生物生産は、生物多様性を大きく攪乱しない範囲において教授すべきであろう。これらのことが健全に守られて地球環境保全につながる」とのこと。故に根幹は「土壌」なのです。
手入れの遅れた人工林ではこの重要な土壌が雨滴・表層侵食等によりどんどん流出してしまっています。土壌が流出したところでは栄養分もなくなり木も大きくなりません。それどころか皆伐した後でも土壌がないためすぐには林へかえりません。故に人工林においては広葉樹等の下層木がとても重要なのです。下層木が葉を落とし腐葉土をつくっていく、腐葉土が水を守り生態系を育む、この水や栄養分を杉檜が吸収する。という循環が大事なのですね。
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下から、岩、元々の土壌、腐葉土、下層木、高層木。こういう階層を守らんといかんですね。
しかし、この写真を見て気になることがあります。下に出ている岩を包み込むような根っこがまったく見られないことです。災害が起きない自然林の山ではケヤキ等が地中深く根を張っているのでしょうが、人工林でそういう光景はなかなか見られませんね。深く根を張る雑木との共生林が次の課題でしょうか。
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小規模林産現場によるバイオマスの搬出システム設計中です。本川未来の森にて実施しました。これは仁淀川町のバイオマスの地域循環システム構築に協力するものです。
e0002820_22265027.jpgまずは簡易架線を張ります。
e0002820_222824100.jpgなかなかノウハウが詰まっています。架線張りの班長は小林さんです。
e0002820_22292951.jpg架線を張り、林内作業車のウインチで引っ張りますとこのように頭を持ち上げて引っ張ってこれます。
e0002820_22315546.jpgなかなか面倒ですが、ボランティアならではですね。作業道まで出した材は軽トラックと林内作業車で林道まで搬出します。
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本日のプロジェクトメンバーです。
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国土交通省主催の「川の通信簿」in仁淀川に参加しました。採点箇所は「用石」「仁淀川大橋」(春野側)「八天大橋」「波川緑地公園」「加田キャンプ場」の5箇所です。項目は15項目あり、総合評価を5段階で示します。(☆~☆☆☆☆☆まで)
e0002820_16582421.jpg個人評価で最も良かったのがここ「加田キャンプ場」です。30年前の風景とほとんど変化がありません。河畔林も大きくなって河原に覆いかぶさっています。タブノキのでしょうか。人口構造物もほとんど目に入らず仁淀川を満喫できます。☆☆☆☆☆
e0002820_175223.jpg次に評価が良かったところが、少し意外でしたが「用石」です。国道からはよく見るのですが、ここの河原に降りたことが意外とないことがわかりました。降りてびっくり!すがすがしい風景が広がっていました。澪筋、河原、河畔林、山、青空、しか見えません。建物や道路等の人工物がまったくと言っていいほど見えません。川が広く、空が広く、とても晴れ晴れとした気持ちになりました。思わず興奮しました。加田とは違った魅力のあるところです。素晴らしい。向こう岸に杭出し水制が見えています。利用者が少ないのかゴミもあまり見かけませんでした。☆☆☆☆☆
e0002820_17161981.jpgここは「波川緑地公園」です。最も人工の手が入り施設も充実しているのですが、向こう岸はコンクリートで固められどうもすっきりしません。車の音もやかましいですね。ここは龍馬脱藩の道で向こう岸(谷)の船着き場から波川に船で渡っていますが、こういう案内もまったくありません。仁淀川で最も利用者の多いところですが、評価は少し低くなりました。☆☆☆
e0002820_17222248.jpgここは「仁淀川大橋」です。向こう岸に中島の石出し水制が見えています。こちらの河原に立ってみますと土佐市側の堤防がかなり高く見え威圧感があります。どうも幻滅してしまいます。上流側の河畔林を伸ばし少しでも堤防を隠してほしいものです。ゴミも多くあまり気持ちに入ってこないところでした。☆☆
e0002820_1726328.jpg最後に「八天大橋」です。ここは写真のように河原に立つと最も人工構造物が目につくところです。前のところよりゴミが多く残念です。八田堰はあるのですが、伊野の製紙排水からも最も近く、私の中では最低の評価になってしまいました。☆
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先の杉タンコロ火鉢を作った方よりビシッとした写真を送ってくれました。それから名前は「杉丸太火鉢」とのことです。
ブラボ~!
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これはなんだかわかりますか。材は杉で、造材し余った根元部のタンコロ約30cmです。これを立て、チェーンソーで8等分刻みを入れます。刻んだ切れ目に紙を入れ火をつけると、中心部からじわじわ燃えて火鉢の代わりになります。素晴らしい!初めて見ました。結構な火力で2時間ほど持ちます。丸太のイスに使うのが相場ですが、なんとガスコンロの代替えになるとは、燃え残った灰はピュアそのもの。庭の畑へ。新たな木質バイオマス利用の知恵です。ゴミにもならずキャンプには最適ですね。
e0002820_11383030.jpgこの日は土佐の森救援隊の懇親会です。吾北でおこないました。地元で畜産他を営む安藤さんが自産の牛肉のかたまりを持ってきてくれました。かたまりの焼き切りが一番おいしいですね。塩こしょうとニンニクだけで上等です。
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森の話で盛り上がりました。
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e0002820_1571259.jpgこれはアラキモチです。場所により成長がだいぶ違います。このあたりはいいほうです。地主の高橋さんより肥料をいただいたので本日撒きました。
e0002820_15102410.jpgこのあたりが成長不良のところです。色も黄色いですな。しかし「ほっとけ農法」(農法というのはおこがましいが)ですので収量は気にせずいきましょう。通りかかった地元の方は「穂は出る出る、大丈夫」とのこと。また同じく通りかかった斉藤君には首を傾げられましたが、上等としましょう。
e0002820_15184174.jpgこれはお隣のビオトープです。雨が多かったので結構水も溜まっています。それにしても水生昆虫の宝庫になっています。バケツで適当にすくうと、どっさり生き物が入ってきます。
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ガムシとイモリはそこらじゅうに、タイコウチ、カエル、オタマジャクシもまだいます。陸上にはバッタ、クモ云々。とにかくにぎやかですな。30分ほど昆虫取りに夢中になりました。
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昨年ちょうど今頃、本川脇の山本川小学校裏にて焼畑の火入れをおこないました。はや1年経ったのですね。昨日のように思い出します。(昨年の火入れの様子
e0002820_1618353.jpgこの本川での焼畑ですが、焼畑自体を継続させることはできていませんが、焼畑地はしっかり活用されています。主に「本じゃがクラブ」の方たちが“本川ジャガイモ”を中心に作っています。この焼畑で開墾した農地は約3反ほどですが、本川では最も広い農地の一つのようです。有効活用され実施した甲斐がありました。
このような「本川ジャガイモ おやき」も商品開発されました。評判は上々のようです。
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最近どうも余裕のない日々が多かったのか、成山の田んぼをすっかり“ほっとけ”にしてしまいました。草引きもやらんといかんかったのですが、とうとうイベントとして実施することができませんでした。そういうことで少しドキドキ(大丈夫かなと)しながら足を運びました。
e0002820_1765911.jpg近藤さんの田んぼのコガネニシキは雑草に負けているところも少しありますが、まあまあの出来です。
e0002820_1793421.jpgこれは反対側からの模様です。草引きをしてないので畦が雑草だらけで歩くにも事欠きます。上から見ると真ん中あたりが草に負けています。ヒエも結構あります。
e0002820_17122717.jpgこちらのアラキモチが成長不良でちょっと危うい状況です。地主の高橋さんと相談し、土曜日に緊急対策としてカリを撒くようにしました。
また、両方の田んぼとも水が干上がっているところがありましたので、水手当てをして本日は帰りました。この時期水がないのは致命的ですので少し焦りましたが、なんとか水が止まっている原因がわかり手当てできました。
e0002820_17173756.jpg本日も暑く、ちょっとの作業でしたが汗だくです。帰りに、蛇紋岩から湧き出た名水で体を冷やして帰りました。冷たくて気持ちいい!
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