カテゴリ:ランドスケープ( 1 )

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これは歌川広重の「小田原・酒匂川」です。渡しの風景が描かれています。川原が両側にあります。川原の向こうにはヨシ原が見えます。川原とヨシ原の境に何か構造物があります。よく見ると帯状のものが重なり合っています。なんと「蛇籠鞍掛水制」です。護岸用の水制です。昔から多用されていたのですね。ヨシ原の中に松らしき木が一本。ヨシ原は結構起伏があります。その向こうには小さい樹林帯がいくつか。樹林帯の向こうの少し山にさしかかったところに集落が見えます。集落の上には色の異なる里山。落葉樹と照葉樹、針葉樹の混ざった山なのでしょう。その上には奥山があります。日本の風景ですね。
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これも小田原の街道風景です。街道の両側に巨木が覆い被さったなんともいえぬ雰囲気が漂っています。昔はこういう巨木がいあたるところにあったのでしょう。開発とともになくなった風景です。威厳がありますね。こういう昔の風景写真はランドスケープを考えるのに参考になりますね。
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