注目を浴びてきたか?小規模林業(自伐林家的森業)

昨秋からの経済不況が原因かどうかはわからないが、ここへ来て土佐の森・救援隊が推進している小規模林業(自伐林家的森業)が注目を浴びつつあることを実感する。

最近は土佐の森・救援隊への視察や取材が急増してきている。12月の視察・取材は日本財団、京都のNPO、古藤田さん、横浜市、森林総研等。その他電話での問い合わせもいくつかきています。講演依頼も岡山大学、愛媛県産廃協会、愛媛県ボランティア協議会。1月に入ってからの視察取材も、森林文化協会、自然環境復元協会、兵庫のNPO、共同通信や毎日新聞のマスコミの他、岡山県庁からも打診を受けています。講演も四国森林管理局から依頼されています。岡山県のある企業からは、林地残材の収集運搬システムを同じような形でつくりはじめたと、行動に移される方まで出てきた次第。素晴らしいですね。
高知県もとうとう、産業振興計画にて自伐林家支援を政策として位置付けてくれました。日本財団や国土緑水も昨年より土佐の森・救援隊をモデルにした事業を展開してくれるようになりました。一気に動き出した感がありますね。

やっと大規模集約林業だけではダメだということが、少しわかってきはじめたということでしょうか。高知県の産業振興計画の林業編は、大規模集約林業を大前提にしています。大規模集成材工場が進出することを前提に組み上げています。やはりこれは実に危ういと言えるのではないでしょうか。進出前提企業幹部とはバイオマス関連でお会いしたりします。どうみても県や進出地元町村の方々とは相当ギャップがありますね。大丈夫..かな
昨年末、大規模集約林業の先進地九州上空を飛び見た光景は、茶色の山でした。
宮崎、熊本、大分は皆伐後の放置林対策が林業の大きな課題となっていると聞きます。
できれば大企業頼みではなく、高知独自の林業振興策を考えてほしいものです。
産業振興計画の一つの光明は自伐林家に目を向けだしたことです。自伐林家対策事業は高知独自策の大きな柱になるかもしれませんね。

今年は「自伐林家的森業」進展元年にしたいですね。
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杉・檜の巨木に加え、松、ケヤキの巨樹も同居する「幽玄の森」を造り出している、徳島の橋本さんの森です。年間200m3の搬出量で親子2代が生活していると聞きます。森を見ると納得です。将来こういう森を造る方がたくさん出てほしいものです。
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by ken_nakaji | 2009-01-12 06:43 | 森林 | Comments(0)
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