木材利用までの各工程を副業に!する山間地の農家

土佐の森・救援隊の活動に参加するようになり、自ら持つ能力をいかんなく発揮し、林業から木材利用までの各工程を副業として展開し始めた方がおります。
山間地にて畜産を主業にされている方です。

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最初に取り組んだのが、作業道づくりです。
畜産農家故、ユンボーは自前です。持ち前のセンスの良さから四万十式作業道をまねながらの敷設です。救援隊の森で練習し、現在は自らの山に敷設中です。
新たなユンボーも手配しているようです。作業道を個人で造れる方は、きちんとした副業になりますね。
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次にこちらで、移動式製材機です。自らの山で伐った木を、この製材機で自ら製材しています。この製材機は約140万円です。大工ができる仲間3人でいろいろ模索中のようです。
写真でもわかるように既に、建築用材をたくさん挽いていますね。
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立派な建屋もこしらえていますね。
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そしてこちらです。立派な犬小屋をこしらえています。××オークションでいい値で売れているようです。
今後はさらなる展開も、もくろんでいるようです。
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林業の各工程を農家の副業として展開する。この方の実践は、山間地で生計を立てていく、モデル性があると考えます。どうもこれまでは行政の縦割りのせいか、農業も林業もそれぞれ専業を育てようと必死でした。しかし中山間地で、いずれかを専業でやり抜くのは至難の業です。自分や家族でやれるいくつかの副業を組み合わせて生計を立てる方式でないと、中山間地では難しいのです。故に中山間地活性化には、生業となる主業を一つ用意するのではなく、副業となるいくつかの仕事を用意する方が得策なのです。またこういう副業におもしろさがあり、いくつかできる方はグリーンツーリズムの担い手にもすぐになりますね。

これまである意味見捨てられていた林業には、こういう副業で展開できるものがいくつも包含されています。宝の山です。「放置林は宝の山」なのです。しかし大儲けはできませんぞね。
こういう取り組みが見直されてくると、おもしろいことになってきますね。
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by ken_nakaji | 2008-10-03 21:40 | 森林 | Comments(0)
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