土佐の森方式グリーンツーリズム②

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他にない特色など
①.体験的な軽い森林体験から、本格的な森林整備(林業)までカバー
我々の活動を通じて、真摯に環境活動やグリーンツーリズムに取り組む活動的な都市部住民には従来の森林体験活動にもの足らなさを感じ、本格的な林業への取り組みや、深く森林活動に関わりたい声を多く聞きます。土佐の森・救援隊ではこういう本格指向の方が持続可能性を持った活動を確保するために、参加費を徴収するのではなく、対価を以って継続的な活動を促しています。本格的な森林整備を街部の方に実施して稼いでいただく、その稼ぎを地域に還元する方式が、土佐の森・救援隊方式グリーンツーリズムです。

②.モリ券(地域通貨券)の活用
ここでいいます対価というのは、参加者への支払いを現金ではなく、森林活動に対してモリ券(地域通貨券)というかたちで支払っているということです。モリ券は地元地域の協賛してくれる地場産品店(約20店舗)で使えます。参加者は家族へのおみやげとして、また、持続可能な活動費として使用しています。土佐の森・救援隊方式グリーンツーリズムは地域経済の活性化と地域内循環に貢献するシステムなのです。

③.モリ券の財源
モリ券の財源は、本格的な森林整備を行う事業費収入(森林整備補助&木材販売、木質バイオマス提供による収入)、企業や個人からの協賛金を財源としています。グリーンツーリズム参加者の参加費を財源にするのではなく、グリーンツーリズム参加者の活動力により森林整備という事業を展開し、その収入により、土佐の森・救援隊方式グリーンツーリズムが運営されています。

④.林業の担い手育成
土佐の森・救援隊方式のグリーンツーリズム参加者は、軽いかたちですが林業の担い手と言えます。また林業研修の場とも言えるでしょう。主業・副業は別にして、ある人は個人林家に、ある人は森林組合へ進化(転職)しています。言いかえると、林業の興味のある素人→セミプロ→プロ林業家の育成機関とも言えます。既に数名がこういうかたちで育っています。土佐の森・救援隊方式のグリーンツーリズムはプロ林業家への入り口なのです。

⑤.まとめ
森林環境保全活動をグリーンツーリズムとして展開することで、誠の強い森づくりに貢献する他に、農山村地域振興、林業振興、木質バイオマス利用推進を同時に展開するシステムを構築していることが土佐の森・救援隊活動の最大の特徴です。
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by ken_nakaji | 2008-10-02 18:57 | 森林 | Comments(0)
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