由利本荘市にて集中研修

由利本荘市にて昨年度から自伐展開を小さく始めた、地域住民グループを中心に集中研修をおこなってきました。
最後の2日間は快晴、岡橋さんによる作業道研修と経営相談もおこないました。
今回の研修中(1日半)に敷設した延長は、約40m、支障木15本(約3mに1本ほど)です。
50年生の杉林で、このあたりの山林としては一般的な山です。
50年生なので1本あたりの材積は約0.3m3です。
今回の作業を2人で2日でおこなったとすると
 ・敷設延長:40m
 ・搬出材積:4.5m3(3m3が近くの合板工場:約15㎞、
       発電所へ1・5m3:約1トン)
この作業の売上がどうなるか
作業道補助金が2千円/mだと、作業道補助金が8万円+合板工場3万円(m3:1万円)+6千円(トン:6千円)=11万6千円となる
経費はユンボーの2日間のリース料+回送費:2万5千円+2トンユニック車借り賃:5千円+ユンボ・林内作業車・トラック燃料:軽油30㍑:4千円=3万4千円
2人分の日当=11万5千円ー3万4千円=8万1千円(1人約4万円)
となります。
どうしてこういう計算をしたかと言うと、ちょうどこの2日間の研修内容が自伐型林業者にとってとても一般的な頻繁に行う作業であるからです。立地が悪くて延長が半分になっても、2万円近くは何とか確保できるということです。
間伐をこれから始める山林は、この繰り返しで、作業道が一定入れば2割程度の間伐の実施です。30mピッチで入っていれば林内作業車で簡単に搬出できますね。高コストな高性能林業機械など全く必ありません、これが本当の低コスト林業です。伐開幅が小さいですので風も入りません、雪にも耐えられるでしょう。2割間伐(材積ベース)ですので10年以内にまた次の間伐ができます。その際総材積は今回より増えているので同じ2割間伐でも材収入がアップします。これが持続的林業の基本です。
変な巧妙な補助金など本来必要ありません、重要なのは長年継続して利用するための作業道敷設補助金です。それも高額は必要としません。国と県と市町村で合計2千円程度でよいのです。そうすると山林所有者や地域住民等が一気に参入できるのです。
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by ken_nakaji | 2015-11-20 10:26 | 森林 | Comments(0)
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