今週の転戦

今週の遠征も、なかなか濃い遠征になりました。東京→盛岡→仙台→石巻です。
東京では、早稲田環境塾の軽いジャブから始まり、大事な三井物産社有林室との意見交換、いつも真剣勝負の林野庁との意見交換、緊張する農林水産関係の衆議院議員との勉強会、研究PJの評価会議、南会津の方々との盛岡広葉樹市場の視察、石巻自伐型林業挑戦者との今後の作戦会議、皆それぞれ濃い対応が必要で血圧上がりっぱなしでした。
石巻へ行く途中、ちょっと時間があり松島散策で一息つきました。

今回の収穫は、大山林所有者である三井物産社有林室と対話が始まったこと、林野庁が少しづつ、こちらの近づいてきてくれていること、支援してくれる衆議院議員が増えつつあること、石巻で自伐型林業挑戦者が出てきたこと。昨年の登米での研修参加者中心に大崎市にて自伐型林業チームが森林経営計画を立案したことです。
自伐型林業チームが東北にて森林経営計画を立て持続的な林業展開が始まりました。新しいページが開かれましたね。あとに続く皆の勇気になると確信します。

その反面、いらいらすることもありましたね。
ある研究PJの評価会議ですが、PJに随時対応した有識者が評価するのではなく、第3者の有識者が評価する形になっています。故に自伐林業の凄さが全く分からない人たちです。よく聞くフレーズですが「委託型大規模林業もあってよいし、自伐林業もあってよい。単なる林業の一方式であるので研究開発に値するのか」と言うのです。自伐型林業は、現行林業(委託型大規模林業)の持つ、持続的森林経営の消滅、環境破壊の誘発、就業力・雇用力の無さ、という問題点や欠点を解決する非常に優れた林業です。過去自伐型林業は日本にほとんど存在せず、新たな農山漁村の林業スタイルの研究開発です。現場で農山漁村の活性化に必死になっている人たちは、この自伐型林業の凄さを直感し対応始めています。故に中山間地域再生のキーと言ったり、中山間地域に人口還流を起こす可能性のある取り組みであり、開発領域であると言っているのです。
優れた手法であれば、優先して実行しなればなりません。順序が大事です。その結果、双方が存在することはよいのですが、同じレベルで共存させるというものではないのです。順番を間違わないということは、とても大事なことです。

しかし、現場にろくに来ない学者や有識者、3流の林業ジャーナリストたちは、自伐型林業の立ち位置や内容がわからないため、こういうことを言うのです。自らの理解の無さを露呈しているようなものです。

まあしかし、これまでも、これからもこういう戦いが続くのだろうと思いますね。確実に理解者は増えつつあります。ありがたいことです。
皆さんお疲れ様でした。
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by ken_nakaji | 2013-11-30 22:23 | 森林 | Comments(0)
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