さすがの橋本山

先週は「自伐認証制度構築」や「自伐林業マニュアル」づくりのために、天然住宅の相根さん達と橋本さんを視察、取材しました。到着前から雨になり、視察地は土砂降りの大雨となりました。しかしこれが、いいあんばいとなりました。
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水が増水した時の洗い越しの状況や、橋本山の谷の状況など、普段確認できないことがきちんと確認できました。
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特筆すべきは橋本山の水源涵養力です。
橋本さんの山は頂上から谷底まで一つの山の斜面全体を所有しています。午後山を視察したのですが、たたきつけるような雨が降り始めてしばらく経っていますが、橋本さんの山の谷は、なかなか増水しません。雨降る前とあまり変わりません。洗い越しの箇所も同じです。2時間ほどしてずぶ濡れになりながら降りてくると、上流域から流れてくる谷は茶色く濁りかなり増水しています。この谷に合流する橋本さんの山から来る谷は、水量も少なく濁りもあまりありません。まさに水源涵養力のある山と言うことがはっきり言える光景でした。さすがです、これこそ自伐林家の森ですね。自然は見事に証明してくれますね。
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この真っ直ぐに成長している木はシイです。橋本さんの山はいろんな理由で、広葉樹もたくさん林間にある「針広混交林」です。鳥や蝉の鳴き声も響きます。まさしく生物多様性の森です。このように、自伐林家の森は多面的機能を発揮する森になります。写真のように真っ直ぐ伸びたシイなら活用方法はいろいろありそうですね。実際に販売してみると、ヒノキより高かったと言っておりました。

国は、単純に強度間伐をした森が多面的機能を発揮するなどと言っていますが、その施業をする時に高性能機械を入れ、大きな作業道を抜き、施業後は全く管理しないやり方が実施されています。最近では「群状間伐」などという実際の皆伐が、森林・林業再生プランの間伐補助金が出るようになり、全国で横行しています。これまさしく森林破壊です。困ったものです。
国の施策の中に自伐林業をきちんと入れ込まないと大変なことになってしまいますね。
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by ken_nakaji | 2012-08-11 06:51 | 森林 | Comments(0)
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