吉里吉里通信

吉里吉里国林業大学校のUPばかりで恐縮ですが、順を追って報告します。

まずは深澤さんからの通信です。
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皆様

吉里吉里にも夏本場がやってまいりました。
暑中お見舞いとご支援への御礼を申し上げます。

今日のニュース(ご報告)メインは、
「吉里吉里国迎賓舘完成に近づく!」です。

吉里吉里国には、既に
第1号館(3坪半の綺麗なコンテナハウス=事務所兼貴賓室)
第2号館(3坪のコンテナハウス=休憩所兼重要備品倉庫)
第3号館(3坪のコンテナハウス=消耗品、用具倉庫)
が立ち並び、このほかに倉庫や作業所として使っている6坪のテントが2つありますが、
新たに
第4号館として、6坪の「迎賓舘」が協同組合森のくに・遠野協同機構から提供され、本
日7月15日に竣工の運びとなりました(工期は、7月11日から15日)。

この「迎賓舘」は、協同機構が盛岡市のドット・プロジェクト、岩手県立大学のご指導に
より、「熱損失係数」=1.0以下の非常に断熱性の高い(この性能の住宅はそこらにあ
まりないです)被災地用仮設建築として開発・試作されたもので、まさに「迎賓舘」に相
応しい居住性の高さを特徴としております。
猛暑の中、たった3日間で建て方をしてくださった職人さんをはじめ関係者の皆様には改
めて御礼を申し上げます。
是非、この迎賓舘を見て、入って、泊まって(=働いて)みてください。そして、この建
物をPR、購入していただければ幸いです(販売予定価格は6坪で100万円ほどとのこと。
終の棲家(近頃、男の隠れ家などともいうようですが)にいかがでしょ?)

薪作り・発送も全力で行なっております。
最近は郵便局から届くご注文票が減ってきておりますが、それでも抱えている受注数量は
4千袋(40トン=2百万円)を超えております。
夏休みシーズンに入り、学生さんの釘抜きなどの応援をお待ちしております(迎賓舘にお
泊りいただけます=定員が10人ですので、kirikirikokumaki@yahoo.co.jpにご予約をお
願いいたします).

また、「復活の薪」用材としての瓦礫木材の確保についても、ようやく3ヶ月越しの大槌
町役場地域整備課への協議が実現し、「地元団体とわかるよう表示し、事故責任はNPOで、
かき揚げ(瓦礫をバックホウでうず高く積み上げる)作業の支障にならないよう」との条
件付で、海岸近くのビルディングの様な瓦礫山からの廃木材の集荷の禁止が解けました(
絶対に「許可」とは言わない、釜爺はじめヤクニンって言葉巧みですよね)。

森からの丸太生産も準備が着々と進んでいます。
釜爺も風呂焚きの合間を縫って、チェーンソーを持って森へ(これも林業普及指導員の本
来的な大切なお仕事)。
22勝4敗(間伐した木26本中「かかり木」になったものが4本)
という、3年ぶりの樵(きこり)にしては、まずまずの立ち上がりです。
明日16日からは、土佐の森・救援隊10名の師匠を迎えての3連戦。
「吉里吉里国立林業大学校講座第2回(造材と林内作業車による軽架線集材)」
です。次回のレポートで詳細を報告したいと思います。

お蔭さまで河童薪風呂支援」(吉里吉里の方々は皆「とおの風呂」と呼んでいます)もゴー
ルが見えてきました。
7月30日には、吉里吉里避難所に残っている方全員の仮設入居が決まる(鍵がもらえる)
ことになり、その辺で我々風呂焚きチームは失礼させていただくことになりそうです。

「吉里吉里国河童薪風呂」にご協賛・ご支援いただいた企業様・団体様には8月上旬に御
礼に伺いたいと存じます。
本当にありがとうございました。
これからもNPO吉里吉里国へのご支援を何卒よろしくお願いいたします。

寂しさと安堵が混じる吉里吉里人
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岩手県 県南広域振興局
遠野農林振興センター
林務課
深澤 光(hikari fukazawa)
h-fukazawa@pref.iwate.jp
TEL0198-62-9933
FAX0198-62-9899
震災に
   負けてたまるか!
        岩手県
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新たな宿泊所「吉里吉里国迎賓館」の建設状況
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by ken_nakaji | 2011-07-20 15:39 | 森林 | Comments(0)
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