最近よく見かける光景

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これは近所の人工林で間伐を実施したばかりの山だ。ため息が出る。間伐とは名ばかりで、皆伐に近い。たぶん7~8割間伐だろう。それに加え近くに寄ってみると明らかに太い木から伐っている。材積ベースでは8割超えているのではなかろうか。ヒノキであるため残った木が枯れる可能性もある。先だって土佐山田町を通りかかったときにも、もっと大面積をこれと同じような間伐している箇所を見た。大規模施業が増える中、どうもこういう荒い施業が目立っている。

先週岩手県での被災地支援に行った際も、釜石市や大船渡市周辺の山で同じような間伐をしている箇所がいくつも見られた。林業の専業企業体が利潤追求のためにやっているものと思われる。非常に危機的な現象ではなかろうか。大規模化、高性能機械化、林業の2次産業化の中で生まれてきていることである。林業はあくまで1次産業である。生物、自然と共生する産業である。このあたりよくよく考えないと取り返しの付かないことになるのではなかろうか。今こそ「自伐林業」「農家林家」「漁家林家」を見直すときである。
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by ken_nakaji | 2011-05-14 23:39 | 森林 | Comments(0)
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