吉里吉里通信

吉里吉里通信が届きましたので掲載します。

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皆様

既にニュースで報じられている通り、宮古港には4月中旬からトロール漁でタラやカレイ
が水揚げされております。
吉里吉里の漁師さんの中にもそのトロール船に乗り込んでいる方がいらして、吉里吉里地
区もタラがまわって来ています。
今朝は、早朝から避難所前の焚き火脇で、漁師さん方が見事に数百匹のタラを捌き、朝飯
にタラ汁と塩焼きを作り、残りは全て一夜乾しになりました。
それが、コイノボリと競演して「タラのぼり」になっています。
壮観!
やはり、三陸には魚がなければ!と強く感じると共に、ご馳走になったタラ汁の旨いの何
のって・・・スミマセン、私だけ役得で。ちゃんと5時にボイラーに火入れををして、湯
を沸かしてからご馳走になっています。
血合いまでが本当に旨いです。
ほかにもいろいろな海の幸が採れはじめていますが、これ以上書くと嫉妬で暗殺されそう
なので、この辺でこの話題はお仕舞。添付写真をご覧ください(涎に気をつけて!)。

吉里吉里カッパ薪の湯は、順調に民営化されつつあります。
朝9時から、男湯は男衆が、女湯は母さんたちが、前夜の湯を抜いて掃除。再びスノコ等
をセット。
被災地からの廃材も避難所の方たちが、一日に数度、自前のトラックで湯屋近くの「専用
土場」に運び、貯木しています(写真はスミマセン、地元の方ではなく新潟県山古志村か
らのボランティアの方たち、こんなイメージで避難所チームも頑張ってくださっています)

あとは、釘を抜いて、ボイラー等用途に合わせ1m、50cm、30cm長に切って、割るだけ。
スギやアカマツばかりだから、釘抜きは大変ですが、切り割りは楽です。
役所と協賛企業様、ボランティアとのコラボから「完全民営化」を目指している段階です。

前回5/4でしたか、報告しました「復活の薪(仮称:完全乾燥針葉樹薪10㎏入り、予価5
百円)」は、おかげさまで順調に予約が入っておりまして、現在1千袋近いご注文をいた
だいております(ということは、現段階で約50万円を薪割り代として吉里吉里地区被災
者の方々にお支払いする準備が出来たということになります)。
これを、どういう仕組みで実施するか、現在、地元商店(といっても壊滅状態ですが)の
協力体制を整えつつ、地域通貨の印刷や米袋に貼る「吉里吉里名産復活薪」のシールのデ
ザインや印刷の準備を進めております。
地元の商店会も既に解散してしまったことから、
現地避難所の幹部の方々とは、「NPO法人 吉里吉里国」を立ち上げ、そこで、直営店舗
(萬屋=キオスク、移動販売車、カフェ兼居酒屋、海産物や薪の直売所、など・・・夢は
膨らむ)を経営する案も出ています。

いずれ、被災地 吉里吉里は復興に向けて歩み始めています。
20代の若い人たちは、徐々に仕事にありついていますが、中高年はやはりとても厳しい様
です。
漁業が立ち直るまで、当面は、廃材~森に入って木(薪)を生産、売っていくお手伝いに
注力する所存です。
それが、豊かな森林づくり(豊かな漁場づくりにも)、林業の復活につながれば・・・と
願います。

毎度しつこくてすみませんが、
皆様方のより一層の吉里吉里カッパ薪の湯に対する、ご支援・ご協力を伏してお願い申し
上げます。
(「復活の薪(仮称:完全乾燥針葉樹薪10㎏入り、予価5百円)」の営業活動もお願いで
きれば幸いです。役所では直接手が出せないので)


吉里吉里人になってしまった
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岩手県 県南広域振興局
遠野農林振興センター
林務課
深澤 光(hikari fukazawa)
h-fukazawa@pref.iwate.jp
TEL0198-62-9933
FAX0198-62-9899
震災に
   負けてたまるか!
        岩手県
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by ken_nakaji | 2011-05-11 17:23 | 森林 | Comments(0)
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