遠野からの通信Ⅲ

明日より、岩手の遠野へ行きます。下記の被災地支援ボランティアをおこなうためです。
また、今後のボランティアのみなさんが動きやすいよう調査と地ならしをしてきたいと思います。

---------------------以下、深澤さんからのメールです ------------------------
しつこいML投稿ですみません(これだけはいくら忙しくても責務と思っています。
ほかの返事などが多々滞っております失礼をお赦しください。1本しか無理だぁ~)

誰もが、言葉を失う津波悲惨地です。

バイオ研の関係者の皆さまには繰り返しの情報になりますが、

WBI最前線は、次のステップ
【被災地救援移動式薪ボイラー車プロジェクト】
に移行しつつあります。

詳しくは、毎日、バイオ研のmlに報告を流しているので、
林業振興課であれば、多田野さんに聞いていただきたいですが(資料を添付します)、

薪ボイラー(100kW級)、貯湯タンク、揚水ポンプ、発電機を積んだ4トントラックを
2台が大槌町を中心に避難所を巡回、1時間に2千~3千?の風呂などに使う湯(45℃前後から
希望であれば70℃前後)を配給する、というものです。

今日は、2千人が避難している吉里吉里地区に風呂の設置の準備をしてきました。
湯が来るのを大変心待ちにしてくださっています。

その準備というのは、私が今日写真を撮っていないので画像を送れず残念ですが、
風呂桶(あるいは貯湯槽)として使う生簀箱(いけすばこ:1個の容量が1千リットルが
標準)を「被災地から盗って来る」という作業です。

薪ボイラー等を31日に積載するためにバイオ研に提供いただいている(リース)、
ユニック付き4トントラックで被災地に乗り込み、
崖に引っかかっていたり、道路法面等の下にあって人手ではトラックへの積み込みが不可
能な(可能なものは前日に5個確保)なものを吊り上げて積み込んでいます。

「盗って来る」ということで誤解があれば、被災者の風呂桶として使うことを、現地の方
にはお断りして(誰一人ダメとは仰らないですが、結構勇気が要る仕事です)、岩手県の
腕章とヘルメットをかぶった男たちが、ユニック・クレーンで生簀箱を「災害救援車両」
のデカイ・ステッカーを張ったトラックに積み込むのです。そのほとんどは、一部が割れ、
ちぎられ、壊れています。
しかし、一部破損の箱であればブルーシートを張ればちゃんと浴槽などとして使えます。
実際に避難所では多くの生簀箱がそのようにして受水槽などとして利用されています。

★そこで不足している物資があります。
壊れた生簀箱などを水槽として活かすための「厚めのブルーーシート」です。
生簀箱の寸法は、おいおそ1.7m×1.2m×深さ0.6mですから、これを十分巻ける
ものであれば良いです→最低3m×4m位か?

毎度、物乞いをしていて、さすがの図々しい深澤も気が引けますが、
今ばかりは、そんなことを考えている余裕がありません。

《今後のスケジュール》
3月30日 吉里吉里小で風呂用テント等設営(東京ULO DOMESご提供の12畳
      大のドームテント2張 生簀箱6基 スノコ等設置)、生簀箱拾い
3月31日 (薪ボイラー+貯湯タンク+揚水ポンプ+発電機)×2セットをトラック2
      台に積載、配管等の後、試験運転(薪を焚いて、湯を生産 場所は未定)
4月1~2日 吉里吉里小で2台で【被災地救援移動式薪ボイラー車プロジェクト】始動
4月3~4日 大槌町の他の避難所への展開準備
4月5日から 【被災地救援移動式薪ボイラー車プロジェクト】本格展開
★ボランティアをいただける皆様は、遠野市のボランティアセンターを通じて、4日以降
に遠野市に入っていただければ幸いです(pahaya@tonotv.com 千葉和さんがお世話役)。
当面は、薪運び、薪切り、水運び、ボイラー運転(薪くべと給湯作業など)が主になりま
す。ゆくゆくは、トラックの運行を含めボランティアの方の全面的なご支援を得なければ
このプロジェクトは続けられません。コンテナハウス型の仮設住宅では、この手の給湯が
引き続き必要とされるでしょう。移動式ではなくとも薪ボイラーを固定でも。
★ですから、このプロジェクトへのボランティアは長期にわたる可能性がある、というこ
とをどうかご理解ください(カワリバンコでお願いしなければならない、ということです)


いつも 長くなってすみません。
明日もユニック車の運転兼オペレータですので、睡眠時間を確保するためこの辺で失礼い
たします。

WBI前線部隊

以下準備中の「薪ボイラー車」です。アークの小島さんより届きました。
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by ken_nakaji | 2011-03-31 20:38 | 森林 | Comments(0)
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