おもしろい情報

一緒にプロジェクトを進めている森林総研の方からおもしろい情報をいただきました。

(以下引用)
今年度は、林業事業体部門でもとされいほくが受賞し、高知県勢が頑張っていま
す。多少やり方は違いますが、地域力を付けていくという点では同じ方 向を向
いています。

さて、漏れ聞いたところによると、再生プランに絡む補助事業ですが、
およそ100ha以上の団地化を図って経営計画を作成した事業体において、団地ご
とに5ha/年以上の伐出間伐、10m3/ha以上の材(ABC 材こだわらず)を出した場
合に補助金を出す様子です(数字の詰めはこれかららしい)。
これを皆さんどう捕らえるかは差がある所でしょうが、私から見ると、
国家戦略室主宰の「現行」再生プラン(日吉がその最先鋒ですが)よりも、林野
案はトーンダウンしてみえます。抜け道も用意しているみたいです。
日吉方式は、奇しくも再生プラン推進のために日本へ招へいしたドイツのフォレ
スターが現場を見て否定しました。フォレスターらの言い分は、「森づ くり
あっての収穫」です、日吉には荒い収穫後の次が見えていません(山のことを全
然知らない)。喝采です。それは、林業という生業を持続的なもの として行っ
てきた以前の日本林業と同じです。ドイツにも自伐林家はたくさんいます。

と言うわけで、地域の力を付けるための生業起こしをどんどん進めていきますの
で、皆さんよろしくお願いします。
(引用終わり)

今月初めに京都を訪れた方からも、集約林業のモデル地区日吉町では問題が続出しているということです。
伐りすぎ、経営の悪化、森づくりの視点の無さ等々、先の方の発言と一致します。
しかし、これは予測できていたことです。
いつも私はこうなると言っておりました。四国ではあちこちで起こっている状況です。
高性能機械をセット導入すると、凄まじい量の燃料(軽油)、メンテナンス費がかかり始める。
しかしこれを削減するわけにはいかない、しかし経費を抑えないと経営できなくなる。
そして人件費圧縮に着手する。
するとどうなるか、作業員を給料安くて済む外国人(発展途上国)に置き換える。
という最悪の、本末転倒の事態になると警告していたら、島根県の幹部の方が「もう既に起こり始めている」
と仰っていました。
漁船や運搬船はとっくにそうなっています。集約林業はこの後を追いそうですね。
早く止めないといけません。

集約林業のもう一つの欠点は、市場の状況に関係なく大量の材を供給し続けるということです。
先のリーマンショックで製材業者は材がいらないと言っているのに、
集約林業は止めるに止められないのです。
高性能林業機械を遊ばすわけにはいかない、人も専業雇用もしているからです。
故に材価が暴落しました。
まだ同じことを繰り返そうとしているのです。無茶苦茶ですね。
早く止めないといけないですね。
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by ken_nakaji | 2010-12-26 22:45 | 森林 | Comments(0)
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