岩手の旅

e0002820_198094.jpg翌日は深澤さんと「薪ストーブ利用世界一」を目指す、西和賀町へ行ってきました。役場の方も対応してくれ、取り組みを紹介してくれました。
e0002820_19102679.jpge0002820_1913565.jpg
森林組合の土場は薪がかなり並んでいました。この町は温泉街もあります。源泉の温度は高いようですが、温度維持のために小さめの重油ボイラーが入っているようです。是非これを薪ボイラーに置き換えてほしいものです。薪づくりはこれです。新宮商行が輸入している薪製造器ですね。日本にはこれが多いですね。
e0002820_1914289.jpg

e0002820_19161695.jpg雫石の手前にあった、製紙チップ原料として皆伐された雑木林です。きちんと萌芽更新されています。これなら大丈夫ですね。こういう山があちこち見られます。
e0002820_21161657.jpg
午後からは盛岡へ行ってシンポジウムへの参加です。岩手はバイオマス推進は進んでいるのですが、大規模な動き中心のイメージがあります。打合せ時はやはりそういう感じが見受けられ、こちらの動きが埋没しないよう、特に集約林業で収集するということが当たり前に語られたときは、かなり強く反論しました。打合せ時は激しく、本番にはソフトに強くと思っていましたが、聴講に来ていた参加者は、こちらの意見に賛同してくれる方が多かったですね。木質バイオマスは産業システムではなく地域づくりシステムで、と答えたときには拍手まで起き、結構盛り上がりました。岩手大学の教授が「森林・林業再生プラン」の座長を務めているとのこと。本丸に入り込んでの議論でしたが、プランの真逆のこちらの取り組みに賛同してくれる方が多かったのは、やはり集約林業に反発する勢力が相当大きくなってきていることは事実のようですね。ある方は土佐の森がその旗頭だとも言ってくれました。
e0002820_21195644.jpg
e0002820_21201053.jpg
e0002820_21201915.jpg
翌日の盛岡は快晴で岩手山が美しく、町並みも柔らかです。
e0002820_21235741.jpgこの日はもうちょっと有名どころによるディスカッションです。大枠過ぎて、も一つおもしろくないですね。しかし一つだけ参考になる意見がありました。飯田氏の発言で「小規模分散型のシステムは成功し出すと倍々ゲームで増えていく」と。これは小規模な小水力や太陽光等をさして言っていたのですが、言い換えると、我々の木質バイオマスの取り組みであり、自伐林家、木の駅プロジェクト、百業づくり、であると言えます。現在一気に取り組みたいと言ってくれる地区が増加しています。是非、倍々ゲームにして、集約林業を追い落としたいですね。そして「森林・林業再生プラン」は現代の「生類憐みの令」であることを証明しましょう。
e0002820_21331715.jpg最終日は寒い中、ペレットボイラー(左)
e0002820_21335760.jpg薪ボイラー(スイス、シュミット社)。先のペレットボイラーと薪ボイラーは同じところに設置されていました。ペレットボイラーは暖房用に、薪ボイラーは風呂等の給湯用に使い分けていました。桑田山温泉がペレットと薪のハイブリット第1号かと思っていたのですが、こちらが最初のようですが、ハイブリットというよりは使い分けでしょうか。
e0002820_21372267.jpg最後に大型のチップボイラーです。いや~なかなか濃い岩手でした。
[PR]
by ken_nakaji | 2010-12-02 21:11 | 森林 | Comments(0)
←menu