梼原町のペレット工場を視察

e0002820_2143483.jpg梼原町のペレット生産現場を視察してきました。仁淀川町に比べると施設の構造、手順等かなり上回っていますし、考えられてもいました。無駄もだいぶん少ない感じでした。
e0002820_2146339.jpg補助金も上手に使っているようでした。しかしそれでも採算割れを起こしているようです。補助金は1~2年で切れてきます。そうするとさらに悪化します。
e0002820_2150840.jpgちょうど材が入荷してきました。この材は製材の端材です。この材の比率が高くなると、赤字幅が少なくなるということです。やはり製材端材を原料にしないと厳しい現実がここにあります。梼原は最初から自立型故、覚悟もあり、設計もシビアに検討され実施されたものですが、それでもこのように厳しい現実です。原木からのペレット製造は無謀な挑戦であるということです。銘建ペレットに加え、中国木材ペレットという、大量生産する製材端材ペレットに立ち向かうのは並大抵ではありません。無謀なのです。それらに加え「カナダペレット」という特殊事情ペレットまでが参入してくるようです。流通価格は25円/kg程度以下に収れんされてくるでしょう。こうなるとさらに厳しくなります。西田ブログによると、高知県の考えは簡単に県内ペレットが出来てくるようなことを言っているようですが、この現実を前にどういう根拠でそんな安易なことを言っているのでしょう。不可思議きわまりないですね。
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これは1次破砕、2次破砕機ですが、製材由来の原料にはないのが、この1次破砕と乾燥です。ここに大量のエネルギーとコストと技能を費やすのです。これこそ無駄ではないでしょうか。原木からのペレットは製造時に大量のエネルギーを使い、Co2を排出するのです。
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by ken_nakaji | 2010-08-23 22:11 | 森林 | Comments(0)
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