NEDOフォーラム

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NEDO「バイオマスエネルギー地域システム化実験事業」のフォーラムが横浜でおこなわれました。20年ぶりに横浜へ行ってきました。各実験事業の状況報告は時間が短く概要だけに留まり、おもしろくないものでしたがこれは予想の範囲で、パネルディスカッションがどうのような内容になるか楽しみに聞きましたが...
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パネルディスカッションが始まると、予想通り、林地残材の収集運搬の仕組みの話が中心になったのですが、前に座っている先生方、会場の質問者共々、「林地残材の収集運搬を軌道に乗せるには、林業がきちんとした形で存在しなければならない。そのためには山を集約し高性能機械による生産性アップが不可欠である」という議論ばっかり。これまでの繰り返しで、かなりの愚かさを感じました。この実験事業にても集約林業では採算が合わず林地残材は出せないという結果で出ているというのに...この方々は何を見ているのでしょう。林地残材収集運搬のために、スイングヤーダー・ハーベスター・グラップル・フォワーダーの高性能機械セット(おそらく投資費用約1億円)を購入している最上町事例ばかりを取り上げる。最上町の収集運搬量はたった2000t/年である。

それに比べ、林内作業車2台(300万)投資し、年間2000t(20年度)以上搬出した、仁淀川町の小規模収集運搬システムにはふれようともしないのである。これは何なのか、やっている事業を正当に評価できないこれらの先生方やNEDOにも少々情けなさを感じてしまいました。故に手を挙げて少々訴えたのですが反応して拍手してくれたのは古藤田さんのみという寂しさ。

しかし、最後に質問された岡山の真庭町の委員の方が、山からの林地残材が集まらないため、仁淀川方式(土佐の森方式)を真似てみたら、農家が軽トラでどんどん出し始めたとのこと。この副業型システムの凄さがわかり始めたとの報告がありました。少々びっくりしたのと、やっと報われた感がありました。しかし先生方はこれでも反応なし。いやはや。

しかし、反応し実践する方まで現れたと言うことは、これは大きな収穫です。
壁もまだまだ厚いということも肌でわかりました。勝負はまだまだ続きますね。
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20年ぶりの横浜はずいぶんと変わっていました。ここはいっぱいやった後ホテルへ戻る途中での乗換駅です。ここはあまり変わってないようでしたが。
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by ken_nakaji | 2009-07-24 22:02 | 森林 | Comments(0)
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