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土佐の森方式を真似てほしいものです

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6月24日(水)の読売新聞記事です。全国の木質バイオマス発電の3割が休止中とのこと。その理由が「原料が集まらない」ということだそうです。特に林地残材はほとんど集まっていないとのこと。読売新聞の言葉を借りれば「山で余り、里で足りない」ということだそうです。

そうすると林地残材を予定の2倍近く集めている仁淀川町の木質バイオマス発電はもっと注目を集めてもいいと思うのですが。故松崎武彦氏がご自身のブログ「バイオマス通信」で「小規模集材(林地残材)の成功とその意義」という仁淀川町でのNPO法人土佐の森・救援隊の収集運搬システムを論評してくれていますので是非ご覧ください。

「C材で晩酌を!」「残材を通貨に」「環境支払い」というような斬新なシステムを組み込んだ副業型の収集運搬システムがいよいよ世に出なければならなくなってきたようです。この仁淀川町の収集運搬システムを真似をしていただければ、すぐさま3割の休止中の施設はフル稼働できますね。

たかがNPOという変なプライドを捨てて、真似してほしいものです。いよいよ自伐林家の出番ですな。スイフトで搬出するおんちゃんの出番ですね。
by ken_nakaji | 2009-06-25 22:37 | 森林
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