恐るべし!C材で晩酌を!

以前から、仁淀川町の林地残材搬出される方の中に、乗用車で搬出している強者が2人いることは聞いていたのですが、NPO法人土佐の森・救援隊の片岡副理事長が、その方に出くわしました。にわかに林業を始めた方なのでしょうが、自伐林家の奥深さや柔軟さを感じさせますね。

以下、片岡さんのレポートです。
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6月14日の日曜日、たまたま佐川町のバイオマスプラントの間伐材集積場で、乗用車のセダンタイプ(スズキ初代スイフト1300cc、88馬力、全長3.615mm、全幅1,600mm、全高1,525mm、5ドアハッチバック)から、ヒノキの端材を降ろしている人を見掛けました。おっとと、これは貴重なシーンだと思い、携帯電話用で写真を撮らせてもらいました。

60歳過ぎと思われるこの方は、旧吾川村名野川出身で、当該実験システムが開始された2年前から運んでいるという経歴の持ち主。最近の例として挙げた具体的な搬入量として、5月22日から6月10日過ぎの間に何と30トンをこの車で運んだという驚くべき実績ぶり。一日に5往復したこともあるという。

几帳面に長さを1.2mほどに切り揃え、当然後部座席を倒し、徹底的にスペースを生かして、一度に400kg以上を積む。スプリングがへたるんじゃないですかと私が聞けば、「大人が5人乗ればそんなもんだ」「水分の具合によっては○○○kgを越えることもあるぜよ」と涼しい顔でのたまう。

仁淀川町の地域通貨券の情報も良くご存じで、人気があって、もうすぐ今年の予算分は無くなるだろう、追加予算を組んでもらわんといかんなどとおっしゃってました。
失礼ながらどれくらいのお金になりますかと問えば、ガソリン代を入れて日あたり5千円くらいと、あっさり答えてくれましたが、2年間の継続実績、一日3~5往復の運搬・・・晩酌代以上の副収入の獲得手法として、すっかり地域にこのシステムが溶け込んでいることを実感させられました。
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by ken_nakaji | 2009-06-18 22:24 | 森林 | Comments(0)
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